2023年01月25日
干し芋ってなに?
私達の会社でも製造していますが、そもそも干し芋ってなんだろう?ってお話をしていきたいと思います。
元々は静岡県から茨城県に伝わったらしいですね。
静岡では切り干し芋と言われていた物が、那珂郡前渡村(現ひたちなか市)の照沼勘太郎に一子相伝されたのがきっかけであるそうです。
明治時代に茨城県から来た船が静岡県沖で難破し、乗員らが救助された。救助された一人であった照沼勘太郎は、静岡県で切り干し芋の存在を知りました。茨城県に帰郷した勘太郎は、静岡県の切り干し芋を参考にしてサツマイモの加工に取り組んだとの事です。
その結果、勘太郎は、1895年(明治28年)にサツマイモの乾物の製造に成功しました。
その後になんやかんや、2パターンくらいの伝わり方の説がありまして本格的に伝わりました。
さらにその後、原料のサツマイモに適した土壌だったことや、冬の乾燥した気候が生産に適していたことから茨城県での生産量が増加。1955年には茨城県が総生産量で首位となった。
現在では、茨城県も地元の特産物としてアピールをして『ほしいも神社』や、干しいもを使ったパイ菓子開発、歴史を紹介する書籍『ほしいも学校』出版なども行なっています。
まとめると、照沼勘太郎のおかげで私達の会社はあります。笑
私達OIMOYAも干し芋の魅力を今後アピールしていきたい所存でございますので、よろしくお願いします!